キコの台所

パンと粉もの 料理教室

鯖のムニエル トマトとバジルのソース

魚屋さんに美味しそうな鯖がありました。
今回も上新粉を使って、
サクサクの仕上がりに。
トマトとバジルの爽やかなソースで。

このところ、昼間は暑いように感じたり、
急に夕方から涼しくなってきたり。

そんな自分が感じる気温や湿度の感覚は、
パン作りにとても重要です。

使う水の温度を調整する。
捏ね終わった生地の温度を測る。
発酵中の温度と湿度を管理する。

どんな本にも書いてあるような基本です。

でも、生地が同じ温度に捏ね上がり、
室温が同じだったとしても、
自分で今日は少し涼しいなと感じる時は、
発酵の動きがゆっくりだったり、
逆に蒸し暑いなという時は、
発酵の動きが早かったりします。

パンの中で働いているイーストが
生き物なのだと改めて感じます。

時間や数字も大切で、基準にしつつも、
気温や湿度の自分の感覚も大切にします。

今日は涼しいからゆっくり発酵を待とう。
蒸し暑いから早めに様子を見てあげよう。

そんな風に、生地にとって良い環境を
見つけてあげることが一番大切です。



夏に活躍してくれたベランダのバジル。
花が咲いてきました。