キコの台所

パンと粉もの 料理教室

ラタトゥイユ

ラタトゥイユを作りました。
昔から夏になると、よく作っていました。

何年も前ですが、フレンチのシェフに
ラタトゥイユを習う機会がありました。
衝撃だったのは、ものすごい量の
オリーブオイルを使っていた事!

鍋に多めのオリーブオイルを注ぎ、
玉ねぎとにんにくを煮るように炒め、
ナスとズッキーニを入れて炒め、
ピーマンとパプリカも入れて。
トマト缶を水分として加えて、
しばらく煮込む。

ナスとズッキーニは、油カサカサで
炒めるよりも、たっぷりの油で炒めたり、 
揚げたりしたほうが美味しい。

煮込の前半は野菜の水分と油が乳化して
いるのですが、ある時を過ぎると、
水分と油が分離してきます。

ナスとズッキーニに吸われていた油が
要らない分は吐き出してくれます。

出来上がりの見極めは、その油の分離。
トマトで染まった油と、野菜部分が
くっきり分かれます。

赤い油は食べてもいいし、カロリーが
気になるなら食べなくてもいいし。

どちらにしても、途中行程で、
野菜を美味しくしてくれるのは
たっぷりのオリーブオイルのお陰です。
なので、思い切って使ってみると、
いつも作っているラタトゥイユのレシピが
ちょっと美味しく変われるかもしれません。