昨日ご参加下さった方から、
オーブンについてご質問がありました。
「ガスと電気では、どちらが良いか」
どちらがパン焼きに向いていて、
どちらが不向きかという事はないように
思います。
私は昔、実家ではオーブンレンジの
オーブン機能でパンを焼いていました。
今はトースターの大きめのもの(電気)と
ガスオーブンの2台があります。
ガスが良いと思う点は、
200℃の余熱なら5分で終わること。
家庭用の電気オーブンは、
余熱に20分くらいかかります。
発酵が終わって、いざパンを乗せた天板を
入れたようとした時に、庫内温度が
一気に下がってしまう事があります。
扉を開けて、天板を持ち、入れて、
また扉を締める。
この一連の作業の数秒で、意外と室内と
庫内の空気が入れ替わっていたり。
そして、その温度をもう一度上げるには
時間が更にかかってしまいます。
そんな時に良いのが、
このオーブンメーターです。
余熱の始めからオーブンに入れておきます。
実際の庫内温度とデジタル表示の数字の差を
知ることができます。
一度いつも通りの余熱や焼成をしてみて、
自分のオーブンの温度の変化を知るのも
必要な事です。
余りに温度が下がることが分かった場合は
あらかじめ余熱の温度を30℃くらい
上げておきます。
地区センターの料理室のオーブンも、
私は事前にこれでチェックしました。
製菓道具店などで購入できます。
価格は1000円以上しますが、
おすすめしたい道具の一つです。