キコの台所

パンと粉もの 料理教室

ドイツでのお昼ごはん その9

昨年ドイツのケーキ屋さんで
勉強してきた時のお昼ごはんをご紹介。


☆Reibe Plätzchen

Reibeとは、おろし金のこと。
Plätzchenはクッキーなどの事も呼ぶけれど、
たいてい、柔らかい流れるような生地です。

これはどうしても家で作りたかったことと、
日本にあるものばかりだったので、
分量をしっかりメモしてきました。

じゃがいも 3ポンド
玉ねぎ 1.5kg
卵 2個
小麦粉 少々

こしょう
パプリカパウダー

じゃがいもは、大根おろしのようなもので
すりおろす。玉ねぎはみじん切り。
卵を加えて、よく混ぜる。
じゃがいものでんぷんと水分の量によって、
小麦粉を少量加えて、硬さを調整。
でも、ほぼ液状です。
フライパンに、多めの油を入れて、
お玉1杯程度のじゃがいも生地を流して、
揚げ焼きします。

焼き上げたものは、りんごジャムを添えて。
このりんごジャムとの組み合わせが、
なんとも言えない美味しさでした。
一口、二口目は、恐る恐る少しだけの
りんごジャムを付けて食べていました。
そうしたら、もっと付けないと!
と言われて。思い切って、たくさん付けて
みたら、本当に美味しかった。

この分量で作ると、相当な枚数が
焼き上がります。
この日は夜ごはん用に、!お土産にも。
冷めても美味しい。
ライ麦パンのスライスに乗せて食べるのが
良いと教わりました。

ドイツ料理の本にも、よく載っている
伝統的なじゃがいも料理。
スーパーでは、冷凍食品もあります。

今では、こんな手間のかかることをする
人はなかなかいない、というのが、
マイスターの奥さんの自慢でした。